OPP・CPP袋の品質・技術力

国内の自社工場にて毎日生産する高機能かつ高品質のOPP&CPPフィルムサイドシール袋は、昭和37年創業以来の長きに渡り培ってきた技術力の粋です。フィルムは純国産のものを使用しており、品質に関しては自信をもって提供しています。

OPP 二軸延伸ポリプロピレン
[特徴]
CPPの厚手フイルムから、縦横の二軸に延伸し、引っ張った状態で熱をかけて固定したものがOPPフイルムです。一般には20μから60μまでが包装用として用いられます。延伸したOPPフイルムは、CPPに比べて伸びにくく、腰があり、引張強度、防湿性、透明性など多くの性能が向上します。その代わりに、ヒートシール性が悪くなるのでシーラントとしては使用できません。ポリプロピレンの基本的な性質はもっており、腰の強さ、透明性、防湿性に優れますが酸素ガスはよく通します。
[用途]
単体では、乾燥食品用としてのパートコート袋、雑貨・繊維包装の溶断シール袋が、比較的安価な袋として多く使用されています。ラミネートフイルムとしては、雑貨、乾物、米菓、キャンデー、インスタントラーメン、アイススティックなどにOPP/CPP、OPP/PEとして幅広く使用されています。ガス遮断性はよくないので、長期保存、脱酸素剤封入包装、ガス充填包装には適しません。蒸着OPP、ヒートシール性OPP、強静防タイプ、高防湿タイプ、高透明タイプ、シュリンクフイルム、マット調フイルム、パール調フイルム、易接着性OPP、防曇OPPなどの機能性タイプも多くあります。
CPP 無延伸ポリプロピレン
[特徴]
石油(ナフサ)を分解して得たプロピレンを重合したのがポリプロピレン(PP)です。LDPEに比べて防湿性、透明性、腰の強さに優れています。逆に、柔軟性に欠け、耐衝撃性に劣ります。耐寒性は-20℃以下になると脆くなります。耐候性もLDPEより劣ります。耐薬品性には優れていますが、油成分は透過させやすいのが特徴です。酸素ガス、二酸化炭素などの無機ガスはよく透過させます。LDPEと並んでよく使われるシール素材です。
[用途]
一般に、単体使用ではホモポリマーが、ラミネート用にはエチレンを共重合したコ・ポリマーが使用されます。単体で雑貨などの軽包装、繊維包装、めん類・パン包装、ピーマン、もやしなど、OPP/CPPやKOP/CPPとして軽包装、菓子包装などに多く使用されています。また、120℃~130℃のレトルトパウチのシーラント、蒸着フイルム、静電気防止タイプ、低温シールタイプ、耐寒タイプなど種類は多くあります。
LDPE 低密度ポリエチレン
[特徴]
石油(ナフサ)からエチレンを分離し、高圧をかけて重合するので高圧ポリエチレンとも言われます。酸素ガス、二酸化炭素などの無機ガスはよく通しますが、防湿性は比較的いいです。耐水性、耐酸性、耐アルカリ性、ヒートシール性、耐衝撃性、耐寒性に優れますが、耐油性、耐有機溶剤性、耐熱性はよくありません。透明性ではありますが、わずかに白っぽく、手で引っ張ると伸びやすいのが特徴です。
[用途]
単体ではゴミ袋、雑貨・食品等軽包装用ポリ袋、スキン包装、冷凍食品、米等の重量物、ショッピングバッグなど、ラミネート用としては菓子、乾燥品、液体食品などの包装材シーラントとして使用されます。
HDPE 中、高密度ポリエチレン
[特徴]
原料は低密度ポリエチレンと同じですが、触媒が異なり、中圧・低圧で重合されるので、中・低圧ポリエチレンとも言われます。ヒートシールはLDPEより高温を必要としますが、その分、耐熱性と腰の強さがあります。一般には、LDPEよりさらさらとした感触で、白っぽいのが特徴です。ガス遮断性、耐有機溶剤性には劣りますが、耐水性、耐アルカリ性、耐酸性、耐衝撃性、耐寒性には優れています。
[用途]
LDPEと同じく、雑貨・食品の軽包装袋などに単体でよく使用されますが、ラミネート用としては、ONやPETと貼り合わせて、高温ボイルやセミレトルトパウチのシール材として使用されることもあります。最近はL-LDPEの耐熱タイプや耐熱CPPに置き換えられることが多いのが特徴です。
一軸に延伸したHDPE(OPE)は透明性もよく、腰もあり、ひねり包装用に利用されています。
L-LDPE リニヤー低密度ポリエチレン
[特徴]
製造法や添加剤の工夫により、一般のポリエチレンより分子の枝分かれが非常に少ない低密度ポリエチレンを製造することができます。これをL-LDPEといい、特徴は大きな強度、ホットタック性、耐衝撃性などで外観はLDPEと区別できません。
[用途]
主にラミネートフイルムのシーラントとしては次のような用途に使用されます。
強度、耐衝撃性⇒重量物包装・液体包装
ホットタック性⇒高速自動充填、タテピローによる重量物包装、ガスフラッシュ充填包装
PVC ポリ塩化ビニル(塩ビ)
[特徴]
PVCの種類には硬質と軟質があり、用途によって使い分けられます。硬質フイルムは、引張強度、腰の強さはセロハンに似ており、機械的性質は良好です。軟質フイルムは可塑剤が多く添加されています。伸び、引裂強度が大きく、強靭なフイルムではありますが、すべり性が悪く、腰もないので使いにくいのが特徴です。ガスバリヤー性、防湿性ともにあまりよくはありません。塩ビは、温度の影響を受けやすく、夏は柔軟で強靭でありますが、冬は硬くて脆弱です。
[用途]
硬質塩ビのシートは、成形性がよく、食品用のトレイや容器、ブリスターパックなど、薄手のフイルムでは繊維や雑貨の包装に、収縮塩ビとしてシュリンク包装、ラベルやキャップシールなどに使用されています。軟質では繊維や雑貨の包装に、スーパーなどでラップフイルムとして大量に使用されています。
共押出しフイルム
[特徴]
共押出しフイルムというのは、異種の樹脂を平行した2つ以上のスリットから共に押出し、成膜すると同時にラミネートまでされています。色々な性能・用途のフイルムがつくられています。最近では、特に種類、量ともに増加の傾向にあります。延伸したフイルムも多いです。ただし、共押出しの層と層の間に印刷などの加工はできません。
PET ペット樹脂
[特徴]
ポリエチレンテレフタラート(Polyethylene terephthalate)は、ポリエステルの一種です。英語読みをしてポリエチレンテレフタレートと呼ばれることも多いです。その頭文字からPETと略称されます。ペットボトルの名称はこれに由来します。飲料容器として知られるペットボトルのほか、フィルム・磁気テープの基材、衣料用の繊維など(フリースなど)に用いられます。熱可塑性の合成繊維の中では、その結晶性から比較的熱に強く、生産量も最も多いです。そのため、ペットボトルから繊維へといったリサイクルが比較的普及している樹脂でもあります。
ラミネート
ラミネート加工(lamination)とは、紙の表面に透明のラミネートを貼ることです。ラミネート、ラミ加工、パウチ加工とも言われます。印刷物を保護し、色落ち・摩耗の防止、美観をよくしたり、高級感を増すことができます。またラミネートチューブを作る際の原材料となるシートを作る際にもラミネート加工が用いられます。

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